【プロレス観戦記 vol.5】新日本プロレス「G1 CLIMAX 28」2018年8月12日 東京・日本武道館大会

180
棚橋弘至

今回は久々のプロレス観戦記!写真盛り沢山です。

人生で初めて新日本プロレスG1 CLIMAXを観戦してきました。プロレスにハマったきっかけは、友達から勧められてワールドプロレスリングで見た1999年のG1 CLIMAX。その年は、中西学が武藤敬司を破って初優勝という新日本プロレスの中でも闘魂三銃士から第三世代へ世代交代する時期でした。といっても、結局その後も三銃士がしばらく中心になっていた気もするのですが。

とにかく、新日本プロレスのファンとしてはG1 CLIMAXは特別なシリーズです。今年は初の武道館での優勝決定戦、行かないわけにはいきません。いつものように友人のY田さんにチケットを取ってもらい観戦してきました!

開幕2戦目の大田区立総合体育館と最終日の日本武道館を観戦してきたのですが、今回は日本武道館をレビューします。
武道館は360度の方向から見れるようになっていて、リングのあるアリーナから一階席、二階席と上がっていくのですが、今回僕らの席は1階の正面側(選手がポーズを決める方向)でメディア席の隣という最高の席でした。Y田さん、ありがとう!入場シーンも正面から見えるし、勝ち名乗りも正面で見えるしで奇跡的な環境でした。

G1 CLIMAX 28

今年のG1 CLIMAXは、Aブロック・Bブロックのバランスが極端だったり、乱入・反則負けが多かったりと評価が分かれるシリーズでした。特に評判の良かった去年と比べると、物足りなさというかコレジャナイ感が出るのは仕方ないかもしれません。しかし、プロレスは長い目で見たほうが楽しいのです。乱入を繰り返していたGOD(Guerrillas of Destiny)に神聖なG1を汚すなとブーイングが飛び交いましたが、僕は今後の期待を膨らませて声援を送ってました。

「タマちゃ〜ん!」

それにしても、ボーンソルジャー・石森太二はやっぱりOGBC入りしましたね。BULLET CLUBが分裂する前は高橋裕二郎とすごく仲良くやってたのでちょっと寂しい気もしますが、OGBCにはジュニアレスラーがいないので仕方ないですね。しかし、石森さんのインスタはチワワに溺愛してる投稿多くて相変わらずキャラ崩壊してます。

ボーンソルジャー

それにしてもタンガ・ロアはマイクパフォーマンスが何気にうまいですね。英語が理解できたらもっと楽しいのになぁ・・・。

優勝決定戦

今年の優勝決定戦は、Aブロック代表「棚橋弘至」対 Bブロック代表「飯伏幸太」でした。Bブロックにチャンピオンが集中する中で、ベルトを持たない同士の優勝決定戦。怪我で欠場が多くなり、「もうピークは過ぎた」と言われ始めた棚橋弘至と、

棚橋弘至

DDT時代からのパートナー現IWGPヘビー級チャンピオンのケニー・オメガを倒して優勝決定戦出場を決めた飯伏幸太の対決は、新日本プロレスの生え抜きレスラーとインディー団体から這い上がってきたレスラーの対決とも見ることができます。

飯伏幸太


個人的にも最近の棚橋選手は特に膝が悪くコンディションが目に見えて良くなかったので、若くて運動神経抜群の飯伏選手と対等に戦えるか疑問がありました。今年はケニー・オメガとのゴールデンラバーズ復活もあり、ファンの期待は飯伏選手に傾いていたと思います。実際、会場でも飯伏選手かゴールデンラバーズのTシャツを見かけることが多かったです。

しかし、僕は忘れかけてました。プロレスは身体能力が高い者が強いとは限らないことを。そして、苦しいところから這い上がるスポーツだということ!

そして、プロレスは試合開始前から始まっているのです。選手入場が終えた時、会場は明らかに棚橋選手の空気になっていました。

その理由とは・・・

棚橋と柴田

なんと、欠場中の柴田勝頼が棚橋選手のセコンドについたのです!

柴田選手といえば、棚橋選手と同期で2000年代は中邑真輔と三人で新闘魂三銃士とも呼ばれていました。昨年の4月の試合後に急性硬膜下血腫で倒れ、現在はリハビリを経て新日本プロレス・ロサンゼルス道場のヘッドコーチに就任しています。
この時、会場のファンは柴田コールを起こすと共に、今日の優勝決定戦は世代闘争であることを理解したのです。飯伏選手優勢だったみんなの期待度が一気に棚橋選手に向けられたのをひしひしと感じました。

試合開始直後の両選手へのコールは、僕がプロレス観戦した中で最高のボリュームでした。会場で声を出していない人がいないんじゃないかというくらいのボリューム。武道館がビリビリと振動していました。
柴田選手がセコンドにつかなければ、ここまで期待感は上がらなかったかもしれません。プロレスって空気感が本当に大事なんだなと感じました。

試合は、渋い技で試合のペースをつかむ棚橋選手と人でなしの技で追い込む飯伏選手の戦いという内容でした。厳しい打撃に歯を食いしばり体を震わせながら前に進む棚橋選手に飯伏選手が後ずさりするというシーンがあったのですが、棚橋選手が往年の名選手、ハルク・ホーガンや先日亡くなったマサ斎藤さんに見えて涙が出そうでした。

試合結果は一番上の画像を見ればわかるでしょう。

賛否両論あった今年のG1 CLIMAXは賛否両論ありましたが、終わってみれば感動の、そして今後の期待を持たせるシリーズでした。

 フォトギャラリー

入場するマウリの戦士トーア・ヘナーレ(掛け声は「オウワー!」)

トーア・ヘナーレ

僕の大好きな若手レスラー。マウリの伝統ハカをリング上で披露するが、いまいちお客さんがノリを掴みきれていない。

ジュース・ロビンソンのUSヘビー級王座のベルトに挑戦表明するイケメンのコーディ

コーディ

ケニー・オメガと仲直りしたコーディ。立ち回りはバレットクラブでも一番うまいかも。

NEVER無差別級6人タッグ王座チャンピオンのヤングバックスとマーティ・スカル

エリート

今年ヘビー級宣言したヤングバックスは、左が弟のニック・ジャクソン、右が兄のマット・ジャクソンの兄弟タッグ。飛び技がすごいのがニックで、もみあげがすごいのがマット。

マーティにガンスタンを決めて新チャンピオンになったOGBCのタマ・トンガ

自分たちがオリジナルのバレットクラブだ!と宣言するタマ・トンガは、このシリーズ中乱入を繰り返し完全に嫌われ者となってしまいました。しかし、愛嬌のいいキャラを忘れられないファンからは「タマちゃ〜ん!」の掛け声が。

入場するロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの4人

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン

高橋ヒロムが負傷欠場中のため4人での入場。

内藤哲也に腕ひしぎ十字固めをキメる鈴木みのる(反則です)

鈴木みのる

世界一性格の悪い男からいつの間にかプロレス界の王に変わった鈴木みのるは、内藤哲也が大好き。

入場するケイオス改革中のジェイ・ホワイト

ジェイ・ホワイト

僕の中で人気急上昇中のジェイ・ホワイト。Tシャツも着ていったけど、他にジェイ・ホワイトTシャツ着てる人見なかったな・・・。バックステージの「イスヲクダサイ、マイニチ!」は必見。

入場するバレットクラブ・エリートのメンバー

癒しキャラとして認知されはじめたチェーズ・オーエンズ(右)。

裕二郎ガールのピーターさん

ピーター

ビッグマッチでは必ずと言っていいほど登場するピーターさん。カメラマンもこの時ばかりは仕事を忘れてお尻をアップにしてしまうことで有名。

バレットクラブのみんなで技をかけてる中に入って踊るピーターさん

ピーター

技をかけられて痛いはずのジェイ・ホワイトが笑顔になってしまうほどの破壊力。

石井智宏にパッケージドライバーを仕掛けるチェーズ・オーエンズ

石井

決まれば勝ち確定のチェーズのパッケージドライバー。もちろん、この日もきまらなかった。

ケイオスのオカダ・カズチカとROPPONGI 3KのSHO&YOH

ケイオス

オカダは久々にガウンを着て入場。最近はグッズにもなった風船を振り回しながら入場するが、武道館が風船禁止だったためこの日は風船なし。

WCW・WWEのレジェンド、レイ・ミステリオJr

レイ・ミステリオ

スポット参戦ながら、今年新日本プロレスに参戦してくれたミステリオ。

レイ・ミステリオJrの得意技「619」

619

619はミステリオの地元サンディエゴの市外局番。

勝ち名乗りを上げるKUSHIDA、プロレスラー戦国炎舞、レイ・ミステリオJr

プロレスラー戦国炎舞

真ん中のプロレスラー戦国炎舞は今回限りの限定出場。どこか見たような体格と顔だが、その場飛びムーンサルト(頭から落ちてやや失敗)を見せるなど身体能力の高さを見せた。

まとめ

新日本プロレスは、今年社長が外国人になりました。より外国を意識したプロモーションになると思いますが、日本のプロレスの良さを残しつつ海外にも展開してほしいですね。

写真提供

Takayuki Yamada - Tumbler