【プロレス観戦記 vol.4】新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING」2017年10月9日 東京・両国国技館大会【後編】

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ウィル・オスプレイ

こんにちは!

プロレスオタク兼Webデザイナーの土橋です!(アレ?)

前回に続き、10/9の新日本プロレス両国国技大会の後半戦です。

この日は前半から試合も面白くて観客のテンションは上がりっぱなしでしたね。
第3試合からチャンピオン戦でしたから、かなり豪華なカードが揃っていました。

後半は、IWGPインターコンチネンタル王座戦の前哨戦、IWGPジュニアヘビー級王座戦、東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦、IWGPヘビー級王座戦と続きます。
どれも盛り上がりましたが、個人的ベストバウトはIWGPジュニアヘビー級王座戦の王者 KUSHIDA vs 挑戦者 ウィル・オスプレイですね!

ウィル・オスプレイ対KUSHIDA
Photo by Takayuki Yamada

なので、今回はこの辺を中心に語っていきます。

外国人レスラーの立ち位置

昔のプロレスといえば日本人レスラー対外国人レスラーという構図がありました。これは第二次世界大戦で敗戦した日本人でもプロレスで外国人に勝つことができるんだ!ということで力道山が対外国人レスラーのプロレスを始めたことがきっかけとなっています。そこから昭和プロレスの外国人レスラーは日本のスター選手のライバルという立ち位置でした。
平成になると日本人同士でヒール軍団を組むようになり、その助っ人として外国人レスラーが参戦するようになります。
現在は外国人レスラー=悪役(ヒール)というイメージもなくなり、外国人だけのチームもあったりします。

特にこのウィル・オスプレイはずば抜けた身体能力で見たこともない技を見せてくれるのでファンも多いです。彼はCHAOSという一応ヒールとされるチームの一因なのですが、試合内容からしてもただの誠実な青年にしか見えません。

また、KUSHIDA選手は新日本プロレスのジュニアヘビーのチャンピオンを何度も獲得しており防衛回数も多く間違いなく強いチャンピオンなのですが、それゆえに「そろそろ新しいチャンピオンが見たい・・・」というファンの期待もあってこの日の声援はオスプレイの方が大きかったと思います。

というか僕がオスプレイ好きっていうのもあるんですけど、それを差し引いても観客のオスプレイへの期待はものすごく伝わってきました。

あとはやっぱりこの動画の影響もありますかね。

新日本プロレスで戦っている外国人レスラーにスポットをあてたドキュメンタリーなのですが、プロフェッショナルのスポーツマンとしての姿勢であったり、プロレスへの愛などを見ることができます。オスプレイ以外の選手もあるのでぜひこれはチェックしておきたいですね。見たらヒールレスラーだろうがなんだろうが応援したくなりますよ。

では、KUSHIDA vs ウィル・オスプレイの試合を写真とともに振り返りましょう!

IWGPジュニアヘビー級王座戦 王者 KUSHIDA vs 挑戦者 ウィル・オスプレイ

ウィル・オスプレイ
Photo by Takayuki Yamada

この日はなんとスパイダーマンのマスクをかぶって入場!ブーツにも模様が入ってます。そして太ももにはカタカナで「ウィル・オスプレイ」の文字が。

コーナーに串刺しのドロップキックを放つウィル・オスプレイ
Photo by Takayuki Yamada

オスプレイの魅力はなんといっても高い身体能力!動きは早いし、ジャンプも高いです!

コーナーポスト上段でにらみ合うKUSHIDAとウィル・オスプレイ
Photo by Takayuki Yamada

ジュニアヘビーの醍醐味はやはり空中戦。この試合もコーナーポストやロープの上から飛んだり技をかけたり、お互いに技を切り返したりとめまぐるしい試合展開でした。

コーナーポスト串刺しのトラースキックを決めるウィル・オスプレイ
Photo by Takayuki Yamada

相手を動けないようにコーナーへ固定してのトラースキック。オスプレイの得意技です。
(何気に解説席の蝶野正洋と久々に実況席に座った田畑アナウンサーが写ってます)

大技の リバース450°スプラッシュを繰り出すウィル・オスプレイ
Photo by Takayuki Yamada

オスプレイのリバース450°スプラッシュはいつ見ても美しい。。。リングに背を向けてコーナーポストに立ち、前に2回転して相手にボディプレスの状態で落ちます。体操選手みたいな身体能力です。

雪崩式の飛びつき腕ひしぎ逆十字をキメるKUSHIDA
Photo by Takayuki Yamada

KUSHIDAといえば関節技ですね。さらにホバーボードロック(チキンウイングアームロック)が決まってしまうと大抵の選手はギブアップしてしまいますが・・・

オスカッターをきめるウィル・オスプレイ
Photo by Takayuki Yamada

KUSHIDAの猛攻を耐えて最後はオスカッター!

途中、KUSHIDAのエグい顔面蹴りに会場からはブーイングが起こるなど、途中から完全にオスプレイ応援モードになっていました。

IWGPジュニアヘビー級王者となったウィル・オスプレイ
Photo by Takayuki Yamada

この日はオスプレイ選手が見事KUSHIDA選手を破って新しいチャンピオンになりました!オスプレイはなんとまだ24歳とのこと!すごいですよね。

そして試合後にさっそく次期挑戦の名乗りを上げた選手が・・・

IWGPジュニア次期挑戦者に名乗りをあげる高橋ヒロム
Photo by Takayuki Yamada

出てきたのはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの高橋ヒロム。オスプレイが持つベルトを舐めるようにして顔を近づけマイクを手に喋ろうとしますが・・・

高橋ヒロムの指を折るマーティー・スカル
Photo by Takayuki Yamada

なんと横からBULLET CLUBのマーティー・スカルが現れ高橋ヒロムの指を折ってしまいます!(実際に骨は折れていませんのでご安心ください)

指を折られた高橋ヒロム
Photo by Takayuki Yamada

そして堂々とマーティー・スカルが挑戦を表明するとオスプレイもこれを承諾。
元々母国イングランドでライバル関係にあるマーティー・スカルとオスプレイなので、まぁここはヒロムはおあずけということで(実は2回目のおあずけですけど)。

ということで、やはり試合後のやりとりも含めて個人的にはこの試合が一番盛り上がりましたね!
だいたいこの試合で大声を出しすぎて体力を使い切った感じはあります。笑

フォトギャラリー

IWGPインターコンチ王者 棚橋弘至と次期挑戦者 飯伏幸太

飯伏幸太と棚橋弘至
Photo by Takayuki Yamada

真壁刀義にパルプフリクションをきめるジュース・ロビンソン

真壁刀義にパルプフリクションをきめるジュース・ロビンソン
Photo by Takayuki Yamada

石井智宏の膝を攻める内藤哲也

石井智宏の膝を攻める内藤哲也
Photo by Takayuki Yamada

ハイアングルのパワーボムを繰り出す石井智宏

ハイアングルのパワーボムを繰り出す石井智宏
Photo by Takayuki Yamada

雪崩式ブレーンバスターで内藤を追い詰める石井智宏

雪崩式ブレーンバスターで内藤を追い詰める石井智宏
Photo by Takayuki Yamada

デスティーノで勝利する内藤哲也

デスティーノで勝利する内藤哲也
Photo by Takayuki Yamada

死神を従えて入場するキング・オブ・ダークネスことEVILさん

死神を従えて入場するキング・オブ・ダークネスことEVILさん
Photo by Takayuki Yamada

EVILをコーナーポストに座らせてからドロップキックを放つオカダ・カズチカ

コーナーポストに座らせてからドロップキックを放つオカダ・カズチカ
Photo by Takayuki Yamada

オカダ・カズチカをジャーマンスープレックスで投げるEVIL

オカダ・カズチカをジャーマンスープレックスで投げるEVIL
Photo by Takayuki Yamada

ダークネスフォールズで一気に攻めるEVIL

ダークネスフォールズで一気に攻めるEVIL
Photo by Takayuki Yamada

最後はオカダ・カズチカのレインメーカーを食らってしまうEVIL

最後はオカダ・カズチカのレインメーカーを食らってしまうEVIL
Photo by Takayuki Yamada

この日の勝利で1・4東京ドーム大会のメインイベントが決まった内藤哲也とオカダ・カズチカ

内藤哲也とオカダ・カズチカ
Photo by Takayuki Yamada

まとめ

今回の大会は毎試合楽しくて逆に疲れちゃいました!

でも、それほどプロレスが盛り上がってるのはいいことです!

次の大きな大会は1・4東京ドーム大会ですが、それまでにもちょこちょこプロレス観戦に行こうと思います!

 

いや〜すっかりプロレスブログになったなぁ〜。

写真について

今回も友人にバシバシ撮ってもらいました。下記のサイトでかっこいい写真がもっと見れますよ。

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