やってみたら意外と簡単だったMovableTypeのサーバー移設方法

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こんにちわ!

先月末に実家で稲刈りをしてきた土橋です。

普段デスクの前でPCをいじる仕事しかしてないので、農作業がはんぱなく辛かったです。

同時に農家の大変さを改めて感じました。これからは農家に感謝しながらお米を食べたいと思います。

さて、今回は先日仕事で必要になったMovable Typeで構築したサイトのサーバー移設について書いていきます。やってみたら意外と簡単だったのでサイトリニューアルの為に、一旦テストサーバーに移しておきたい等の際に使用してもらえればと思います。

作業行程

  1. FTPでMTの中身をローカルにコピー
  2. データベースからSQLをエクスポート
  3. エクスポートしたSQLを書き換え
  4. ローカルにコピーしたファイルを移設先サーバーにアップロード
  5. mt-config.cgiの書き換え
  6. SQLをインポート
  7. ブログを再構築

さっそくやってみよう!

1.FTPでMTの中身をローカルにコピー

MTをインストールしているフォルダの中身を全てローカルにコピーします。
かなり時間を要しますので、この間に次の行程を進めておきます。

2.データベースからSQLをエクスポート

MTで使用しているデータベースのテーブルをエクスポートします。
もし入っていなければphpMyAdminなどのデータベース接続クライアントツールをインストールしてください。

スクリーンショット 2013-10-01 11.18.37

3.エクスポートしたSQLを書き換え

SQLをテキストエディターで開き、「絶対パス」「ドメイン名」を書き換えします。
移設先サーバーの絶対パスの確認については、check.cgiやphpを使用してください。

スクリーンショット-2013-10-01-11.31.14

phpで確認する場合

下記を適当な名前のphpファイルにしてサーバーにアップし、ブラウザで確認してください。

<!--?php echo dirname(__FILE__) . '/'; ?-->

4.ローカルにコピーしたファイルを移設先サーバーにアップロード

先ほどローカルにコピーしておいたファイルを移設先サーバーにアップします。

5.mt-config.cgiの書き換え

アップロードが完了したらmt-config.cgiを開き、移設サーバーのドメイン、絶対パス、データベース情報に変更します。

#======== REQUIRED SETTINGS ==========

CGIPath        /mt/ #mt-config.cgiまでのパス
StaticWebPath  /mt/mt-static/ #mt-staticまでの階層名
StaticFilePath /virtual/hogehoge/public_html/domein/mt/mt-static #mt-staticまでの絶対パス

#======== DATABASE SETTINGS ==========

ObjectDriver DBI::mysql
Database データベース名
DBUser ユーザー名
DBPassword パスワード
DBHost localhost

6.SQLをインポート

こちらもphpMyAdminなどを使用してください。
先ほど書き換えをしておいたSQLをインポートします。

スクリーンショット-2013-10-01-11.58.27

7.ブログを再構築

ここまでで管理画面へログインができるようになるはずです。エラーが出るようであれば、絶対パスが間違っていないか確認してください。

管理画面へログインしたら、使用しているブログを全て再構築します。

これでMoveble Typeのサーバー移設が完了です。

まとめ

実際時間がかかるのはFTPでコピーすることくらいで、比較的短時間でできると思います。

ローカルやテストサーバーでサイト構築後、本番サーバーに移設する場合なども同様の方法で対応できます。

ぜひ慣れていきたい部分ですね。